
60代になると、医療保険をどう見直せばよいのか悩む方が増えてきます。
「今の保険のままで大丈夫なのかな」「年金生活になっても払い続けられるかしら」といった不安をお持ちではないでしょうか。
この記事では、60代女性におすすめの医療保険の選び方5選について、わかりやすく解説します。
年金月8万円の一人暮らしの方から、夫婦で年金18万円というご家庭まで、さまざまなケースに対応できる選び方のポイントをお伝えします。
この記事でわかることは以下の3つです。
- 60代女性が医療保険を選ぶ際の5つの重要ポイント
- 年金生活でも無理なく続けられる保険料の目安
- 持病がある方でも加入しやすい医療保険の種類
【この記事のポイント】
- 3分で読めます
- 60代で医療保険の見直しを検討している女性が対象です
- 知らないと損するポイント:終身型と定期型の違い
- 申請期限:保険会社により異なります
- 必要書類:健康告知書、本人確認書類など
- お問い合わせ先:各保険会社の相談窓口、保険代理店
60代女性におすすめの医療保険の選び方は「終身型」「必要な特約だけ」「無理のない保険料」が基本

60代女性が医療保険を選ぶ際の結論は、「終身型」「必要な特約だけ」「無理のない保険料」という3つの軸で検討することです。
具体的な選び方のポイントは以下の5つになります。
- 保障期間は「終身型」を優先する
- 保障内容は「本当に必要なもの」に絞る
- 保険料は「続けられる金額」に抑える
- 持病や既往歴があるなら「加入しやすさ」を確認する
- 2〜3社以上を比較してから決める
これらのポイントを押さえることで、年金生活になっても安心して続けられる医療保険を見つけることができます。
【60代女性の具体例】
年金月12万円で一人暮らしをしている山田さん(63歳)は、以前加入していた定期型の医療保険が70歳で満期を迎えることに気づきました。
終身型の医療保険に切り替えたことで、80歳以降も同じ保険料で保障を受けられるようになり、将来への不安が軽減されたとのことです。
なぜ60代女性には終身型医療保険がおすすめなのか

60代女性に終身型医療保険がおすすめされる理由について、詳しく解説します。
理由1:保障が一生涯続くため安心できる
終身型医療保険の最大のメリットは、契約時の保険料がずっと変わらないことです。
定期型の場合、更新のたびに保険料が上がる可能性があります。
厚生労働省の統計によると、60代以降は入院リスクが高まる傾向にあります。
そのため、70代・80代になっても保障が続く終身型を選ぶことが、長期的な安心につながると考えられます。
理由2:年金生活でも保険料の計画が立てやすい
年金収入が主な収入源となる60代以降は、毎月の支出を安定させることが大切です。
終身型であれば、保険料が一定のため、家計の見通しが立てやすくなります。
生命保険文化センターの調査を参考にした情報によると、60代女性が保険に支払っている金額の平均は月額1万2,583円程度とされています。
ただし、この金額は医療保険だけでなく、他の保険も含まれている可能性がありますので、ご自身の状況に合わせて検討することが重要です。
理由3:将来の健康状態に左右されない
60代で終身型医療保険に加入しておくと、その後に病気になっても保障内容は変わりません。
一方、定期型で更新時に健康状態が悪化していると、更新できない場合や条件が付く場合があります。
【60代女性の具体例】
夫婦で年金月18万円の佐藤さん(65歳)は、定期型医療保険の更新時期が近づいていました。
「70歳で更新すると保険料が倍近くになる」と知り、終身型への切り替えを検討しました。
結果として、月々の保険料は少し上がりましたが、今後ずっと同じ金額で保障を受けられることに安心されたそうです。
60代女性が医療保険で確認すべき保障内容と特約
医療保険にはさまざまな保障や特約がありますが、すべてを付ける必要はありません。
本当に必要な保障だけを選ぶことが、保険料を抑えるコツです。
基本保障として確認したい項目
医療保険の基本保障として確認したい項目は以下のとおりです。
- 入院給付金:入院1日あたりに受け取れる金額(日額5,000円〜1万円が一般的)
- 手術給付金:手術を受けた際に受け取れる一時金
- 入院一時金:入院した際にまとまった金額を受け取れるタイプ
近年は入院日数が短くなる傾向にあるため、入院一時金タイプを選ぶ方も増えていると言われています。
60代女性が検討したい特約
特約とは、基本保障に追加できるオプションのことです。
60代女性が検討したい特約には以下のようなものがあります。
- 女性疾病特約:乳がん、子宮がんなど女性特有の病気に対する保障を手厚くする
- 三大疾病特約:がん、心疾患、脳血管疾患に対する保障を追加する
- 先進医療特約:健康保険が適用されない先進医療の費用をカバーする
ただし、特約を付けすぎると保険料が高くなります。
ご自身の健康状態や家族の病歴なども考慮して、必要なものだけを選ぶことが大切です。
住民税非課税世帯の方や年金収入が少ない方は、高額療養費制度の自己負担限度額が低く設定されています。
そのため、過度に手厚い保障は不要な場合もあります。
高額療養費制度についてはお住まいの自治体窓口でご確認ください。
【60代女性の具体例】
年金月8万円の一人暮らし女性である田中さん(68歳)は、住民税非課税世帯に該当していました。
高額療養費制度の自己負担限度額が低いことを知り、医療保険は入院日額5,000円の基本保障のみにして、月々の保険料を3,000円台に抑えることができました。
持病がある60代女性でも入れる医療保険の種類
「持病があるから医療保険には入れない」と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、持病や既往歴がある方でも加入しやすい医療保険があります。
引受基準緩和型医療保険とは
引受基準緩和型医療保険は、通常の医療保険よりも告知項目が少ない保険です。
一般的な医療保険では加入が難しい方でも、この保険なら加入できる可能性があります。
引受基準緩和型医療保険の特徴は以下のとおりです。
- 告知項目が3〜5項目程度と少ない
- 持病の悪化や再発も保障対象になることが多い
- 通常の医療保険より保険料が割高になる傾向がある
- 契約から一定期間(1年程度)は給付金が減額される場合がある
無選択型保険という選択肢
引受基準緩和型でも加入が難しい場合は、無選択型保険という選択肢があります。
健康告知なしで加入できる保険ですが、以下の点に注意が必要です。
- 保険料がさらに高くなる傾向がある
- 保障内容に制限がある場合がある
- 契約前からの病気は保障対象外となることが多い
まずは通常の医療保険への加入を検討し、難しい場合に引受基準緩和型、それでも難しい場合に無選択型という順序で検討することをおすすめします。
【60代女性の具体例】
糖尿病の治療中である中村さん(64歳)は、通常の医療保険への加入を断られた経験がありました。
引受基準緩和型医療保険であれば加入できることを知り、複数の保険会社を比較検討した結果、月々の保険料は通常より高くなりましたが、安心して老後を迎えられるようになったとのことです。
60代女性が医療保険を比較する際のチェックポイント
医療保険を選ぶ際は、2〜3社以上を比較してから決めることが重要です。
以下のチェックポイントを参考に、ご自身に合った保険を見つけてください。
比較する際のチェック項目一覧
- 保障期間(終身型か定期型か)
- 保険料(月額・年額)
- 入院給付金の日額
- 1入院の支払限度日数
- 手術給付金の金額と条件
- 特約の種類と保険料
- 保険料の払込期間
- 解約返戻金の有無
保険料の目安について
60代女性の医療保険料について、いくつかの参考情報をお伝えします。
医療保険単体であれば、月額5,000円〜1万円程度を目安とする考え方が示されています。
ただし、これはあくまでも一般的な目安であり、保障内容や健康状態によって異なります。
年金生活で家計に余裕がない場合は、基本保障のみにして保険料を抑える方法もあります。
逆に、貯蓄が十分にある方は、医療保険自体が不要な場合もあるかもしれません。
ご自身の年金額、貯蓄額、生活費などを総合的に考慮して、無理のない保険料を設定することが大切です。
相談窓口の活用方法
医療保険の選び方に迷った場合は、以下のような相談窓口を活用することもできます。
- 各保険会社の相談窓口
- 保険ショップ(複数の保険会社の商品を比較できる)
- ファイナンシャルプランナー(FP)への相談
相談する際は、現在加入している保険の証券や、年金額がわかる書類などを持参すると、より具体的なアドバイスを受けられます。
【60代女性の具体例】
夫婦で年金月18万円の高橋さん(62歳)は、自分一人で保険を選ぶことに不安を感じていました。
保険ショップで複数の商品を比較してもらった結果、自分では気づかなかった選択肢を知ることができ、納得のいく保険選びができたそうです。
まとめ:60代女性の医療保険選びは5つのポイントを押さえて比較検討を
この記事では、60代女性におすすめの医療保険の選び方5選について解説してきました。
最後に、重要なポイントを整理します。
60代女性の医療保険選び5つのポイント
- 保障期間は「終身型」を優先する:保険料が一生変わらず、保障も一生涯続く
- 保障内容は「本当に必要なもの」に絞る:基本保障を中心に、必要な特約だけを付ける
- 保険料は「続けられる金額」に抑える:年金生活でも無理なく払える金額を設定する
- 持病や既往歴があるなら「加入しやすさ」を確認する:引受基準緩和型や無選択型を検討する
- 2〜3社以上を比較してから決める:保障内容と保険料を複数社で比較する
医療保険は、万が一の際の経済的な負担を軽減するためのものです。
しかし、保険料が家計を圧迫してしまっては本末転倒です。
ご自身の年金額、貯蓄状況、健康状態などを総合的に考慮して、無理なく続けられる医療保険を選んでください。
制度は改正されることがありますので、最新情報は各保険会社や金融庁のホームページをご確認ください。
また、高額療養費制度など公的な医療保障制度については、厚生労働省や各自治体の窓口でご確認いただけます。
60代は、これからの人生をより安心して過ごすための準備ができる大切な時期です。
焦らず、ご自身のペースで情報収集を進めてみてください。
きっと、ご自身に合った医療保険が見つかるはずです。
この記事がお役に立ちましたら、ブックマークや他の記事もぜひご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 60代から医療保険に新規加入するのは遅いですか
60代からでも医療保険への加入は可能です。
むしろ、入院リスクが高まる前に終身型の医療保険に加入しておくことで、70代・80代以降も安心して保障を受けられると考えられます。
ただし、年齢が上がるほど保険料は高くなる傾向にありますので、検討中の方は早めの行動をおすすめします。
Q2. 住民税非課税世帯でも医療保険は必要ですか
住民税非課税世帯の方は、高額療養費制度の自己負担限度額が低く設定されているため、医療費の負担が軽減されます。
そのため、過度に手厚い医療保険は不要な場合もあります。
ご自身の貯蓄状況や公的制度の内容を確認したうえで、必要かどうかを判断することをおすすめします。
Q3. 持病があっても入れる医療保険はありますか
引受基準緩和型医療保険や無選択型保険など、持病がある方でも加入しやすい医療保険があります。
ただし、通常の医療保険に比べて保険料が高くなったり、一定期間は給付金が減額されたりする条件があることが多いです。
複数の保険会社を比較して検討することをおすすめします。
Q4. 医療保険の保険料は月額いくらくらいが目安ですか
60代女性の場合、医療保険単体であれば月額5,000円〜1万円程度を目安とする考え方があります。
ただし、保障内容や健康状態、加入する保険会社によって異なります。
年金収入や生活費を考慮して、無理なく続けられる金額を設定することが大切です。
Q5. 終身型と定期型、どちらを選ぶべきですか
60代女性には、基本的に終身型がおすすめとされています。
終身型は保険料が一生変わらず、保障も一生涯続くためです。
定期型は更新のたびに保険料が上がる可能性があり、70代・80代になると負担が大きくなる場合があります。
ただし、ご自身の状況によって最適な選択は異なりますので、複数のプランを比較検討することをおすすめします。